寒い季節、キッチンのオリーブオイルを使おうとしたら白っぽく濁って固まっていた！という経験はありませんか？固まっている状態を初めて見たら驚きますし、そのまま食して人体に問題ないのかも気になりますよね。。。
実は、油は種類によって固まる温度も変わってくるんです！
今回は私達に身近な食用油から数種類をピックアップし、凍る温度や凍ったときの対処方法を詳しくご紹介していきます！ぜひ参考にしてみてくださいね♪
スポンサードリンク
油の凍る温度は？
一般的に油は凍らないというイメージを持っている方も多いと思います。確かに、油は冷凍庫に入れることがほとんどないと思いますし、その油にもよりますがかなり低い温度でなければ凍り始めません。しかも凍るというよりは、温度変化により白く濁ったり凝固するといった程度なんです。
食用油は、低温で白く濁ることがあります。これは、油の成分の一部が凍って起きる現象です。このように油が固まったところを見たことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、油も凍るんです！代表的な食用油の固まり始める温度は以下の通りです。
出典：https://www.nisshin-oillio.com/oil/qa/qa19.html
『オリーブオイル』
１０℃以下で凝固することがありますが成分によって異なります。凍るのは０℃前後。
『サラダ油』
５℃以下の低温で保管していると凝固します。凍るのはー１０℃前後。
『ごま油』
４℃以下になると分離したり凝固します。凍るのはー３℃からー６℃。
また、油の種類によって凍る温度が異なることを、わかりやすくまとめているサイトがありましたのでご紹介させていただきます♪１０℃以下で凝固することがありますが成分によって異なります。凍るのは０℃前後。
『サラダ油』
５℃以下の低温で保管していると凝固します。凍るのはー１０℃前後。
『ごま油』
４℃以下になると分離したり凝固します。凍るのはー３℃からー６℃。
なたね油で－１２～０℃、ごま油で－６～－３℃、オリーブ油で０～６℃です。
出典：http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000178231
凍った油を復活させるための対処方法♪
〇凍った油は口にしても大丈夫？
まず、気になるのが「固まってしまった油は口にしても大丈夫なのか！」何といってもそこが気になるところだと思います。答えは「大丈夫！」です♪
上質なオリーブオイルなどは若干風味が落ちるのは否めないようですが、人体には何の悪影響もありません。安心して口にしていただいて大丈夫ですよ！
一度白濁したり、凍結した油も容器ごとぬるま湯などで温めれば、清澄な油に戻ります。安心してお召し上がりください。
出典：https://www.nisshin-oillio.com/oil/qa/qa19.html
〇凍った油を復活させるいい方法は？
上記でもご紹介していますが、凍った油を復活させる一番いい方法は、ずばり！！「常温で長時間置いておく！」ことなんです♪早く溶かしたい場合は湯銭するのもひとつの方法ですが、やはりオリーブオイルなどは風味が落ちることになるので、あまりおすすめできません。
筆者は固まったオリーブオイルは、料理中のガスコンロの近くに置いておくようにしています。数分もすると表面が溶け始め、すぐに使えるようになりますよ♪
スポンサードリンク
適した保存法は？
今回ご紹介したように、油は固まって溶けてを繰り返すと風味が落ちてしまいます。せっかくなら品質が変わらないままにお料理を楽しみたいですよね♪油にとっての天敵は低温と酸化です。適した保存場所の条件は３つあります。
① 直射日光が当たらない
② 熱くなりすぎない
③ 冷たくなりすぎない
台所の下のスペースに置いている家庭が一番多いと思います。３つの条件を満たしているため問題はないのですが、寒い地域だと冬は夜の間に固まることがあるんです。② 熱くなりすぎない
③ 冷たくなりすぎない
オリーブオイルなどは使用頻度が高いと思うので、酸化防止の濃い色の瓶に入っているものならキッチンの上に出しておいてもいいと思います。かわいらしい瓶なら見せる収納にもなり一石二鳥なんです♪
キッチン雑貨にこだわる方は、酸化防止加工されたガラスや陶器でできたオイルボトルに入れ換えてしまえば一段とおしゃれになりますよ♪
楽天で購入できる入れ替え用ボトルをご紹介しますね！こちらはもちろんオリーブオイルだけではなく利用することができ、お値段もお手頃なんです♪
ちなみに、油は使いすぎると劣化していきます。劣化してくると健康に害を与えることになるので要注意ですね！
では、どうやって劣化している油かどうか見極めるのか？ポイントは以下の5点です。
①いやな臭いがしないか？
②色が濃くなっていないか？
③泡が消えにくくなっていないか？
④ねばりが出ていないか？
⑤180℃ぐらいで煙が出ていないか？
参考：https://www.nisshin-oillio.com/oil/qa/qa21.html 油に関するQ＆Aより。②色が濃くなっていないか？
③泡が消えにくくなっていないか？
④ねばりが出ていないか？
⑤180℃ぐらいで煙が出ていないか？
せっかく油を使って料理するんなら健康にもいいほうがいいですよね！ぜひぜひ参考にしてみてください♪
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか？これまでのご紹介で食用油は寒い時期、意外と固まりやすいということがわかっていただけたと思います。特にオリーブオイルは１０℃以下で固まり始めることもあるので要注意です。気をつけたいポイントは以下の３点です。
✅ 寒さの厳しい夜は収納場所からテーブルに出しておく。
✅ 直射日光があたる場所と冷えすぎる場所には置かない。
✅ 固まってしまったら常温で置いて溶けるのを待つ。
これらを参考にしていただけると油が固まったりするのを防げると思います。オリーブオイルやごま油の美味しさそのままにお料理を楽しんでくださいね♪ ✅ 直射日光があたる場所と冷えすぎる場所には置かない。
✅ 固まってしまったら常温で置いて溶けるのを待つ。