ポテトチップスはからだにいいの！？栄養成分のご紹介♪

サクサクッと美味しいポテトチップス！ついつい手が伸びて、気がつくと１袋を食べてしまって後悔した経験がありませんか？
カロリーと塩分が高いと健康志向の人たちからは敬遠されがちなポテトチップスですが、おやつに、おつまみにと老若男女に幅広く愛されていますよね。

そこでポテトチップスに栄養の成分について調べてみました♪
ポテトチップスをあっという間に食べてしまい、後悔した経験がある方にとって意外な栄養があることを知ることができますよ！ぜひぜひ参考にしてみてくださいね！

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ポテトチップスの主な３つの栄養成分はこちら♪

ポテトチップスのもともとの原料はじゃがいもです。

イモ類の王様とも呼ばれ昔から常備食として重宝されてきたじゃがいもは、エネルギーのもととなる炭水化物はもとより、ビタミンやミネラルなどの栄養も豊富に含まれています。
じゃがいもの加工食品であるポテトチップスにもからだに有効な栄養や成分が含まれています。そこでポテトチップス１００ｇに含まれる主な栄養や成分としてご紹介したいのが、以下の３つの栄養素です。

✅ビタミンC
✅ビタミンB群
✅カリウム

では、それぞれどんな効果があるのか、これから詳しくご紹介していきますね♪

栄養素①ビタミンＣ

ポテトチップス１００ｇには１５ｍｇのビタミンＣが含まれています。
これは乾燥マッシュポテトの３倍、そしてミニトマト３個分のビタミンＣ含有量にも相当するんです♪熱と水に弱いビタミンCですが、じゃがいものでんぷん質によってポテトチップスに加工されてもビタミンCが失われないんです！
また、高温でフライ調理することにより水分が蒸発するのでビタミンＣが濃縮されて含有されます。ビタミンＣはコラーゲンの生成や疲労改善・抗酸化作用・など美容や健康に欠かせない成分のひとつです。
製造メーカーの研究では、ポテトチップスの方が蒸しじゃがいもよりも体内へのビタミンＣの吸収が良く、尿からの排出量も少ないことが報告されています。

フライ加工によって熱、酸化安定性の弱い成分は半減するものもありましたが、脱水による濃縮効果の方が大きく影響し、全重量当たりで比較するとジャガイモよりもポテトチップスの方がいずれの水溶性ビタミンでも高含有量でした。

出典：http://www.calbee.co.jp/rdde/library/academic_meeting_report_15.html

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栄養素②ビタミンＢ群

ビタミンＢ群も水溶性の栄養成分ですが、ポテトチップスに加工されることによって損失が少なく濃縮されて含まれています。

〇ビタミンＢ６

ビタミンＢ６はアミノ酸の代謝に必要な成分で、免疫機能を正常化や肌の健康維持や皮膚の再生を促す働きをする栄養成分で、ポテトチップス１００ｇ中に０．５４ｍｇ含まれています。
これは、牛肉や豚肉などの肉類や、いわし・かつおなどの魚類と同量で、成人女性の１日の必要摂取量１．２ｍｇのほぼ半分にもなるんです♪

〇葉酸

ポテトチップス１００ｇに７０μgの葉酸が含まれています。この量はサラダ菜や赤パプリカとほぼ同量で、スナック菓子類の中では上位の含有率です。
葉酸には、たんぱく質を合成したり赤血球の生成を助け血液を作り出したりする働きがあるので、貧血予防や妊娠中の女性には欠かせない栄養成分です。

また、循環器疾患の危険因子となるホモシステインの血中濃度を下げる効果もあるとされています。以下でご紹介している通り、ポテトチップスの葉酸の量は、油分をカットした製法の低油分タイプの方がより多く含まれているとの研究発表もあるんです♪

[ 1 ] ポテトチップスに含まれる葉酸含有量はジャガイモの品種に大きく依存しました。これは低油分タイプでより顕著でした。

[ 2 ] 低油分タイプのポテトチップスの方が葉酸をより多く含んでいました。

[ 3 ] 低油分タイプのポテトチップスに葉酸が多く含まれているのは、油分を差し引いた固形分含量が多いことだけに起因するのではなく、フライ調理中の葉酸の分解も少ないことが示唆されました。

出典：http://www.calbee.co.jp/rdde/library/academic_meeting_report_11.html

栄養素③カリウム

ポテトチップス１００ｇには１２００ｍｇのカリウムが含まれています。

カリウムは高血圧の予防やむくみを改善するミネラル成分で、塩分の取り過ぎにより増えてしまったナトリウムを排出して体内の水分を調節する働きがあります。
ポテトチップス１００ｇのカリウムの量は加工される前のじゃがいもと同量で、成人女性が１日に必要とする量（２６００ｍｇ）の約４５％が含まれているんです♪