上司に「いってらっしゃい」は失礼なこと?マナーのご紹介♪

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「上司が、他の部署や営業場所に行くとき、何気なく’いってらっしゃい’と言っているけど、この言い方って失礼でないよね?」「’いってらっしゃい’は、敬語だっけ?もっと丁寧な言い方があるのでは・・・?」なんて思った事ありませんか?

上司への言葉遣いって意外と悩みますよね。。。

そこで今回!上司への「いってらっしゃい」は失礼なのか、失礼でないのか?基本的なマナーをご紹介します♪さらに、他に言い方があるとしたらどんな言葉になるかまで合わせてご紹介します♪
ぜひぜひ参考にしてみてくださいね!

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上司へ「いってらっしゃい」は失礼なことなの?

上司への「いってらっしゃい」は失礼なことなの?と思うかもしれませんが、実際に「正しい敬語」なので失礼にはあたりません♪
意外!!と思われたかもしれませんが、「いってらっしゃい」と言う言葉自体が敬語なんです。

「いってらっしゃい」の言葉には、「いく」の接続助詞と、「いらっしゃる」の尊敬語が合わさったものです。「いってらっしゃい」という言葉には、出かける人に気をつけていってきてくださいという意味が込められているのです。
そのため、「いってらっしゃい」は、十分に丁寧な敬語となるんです♪

上司にもっと丁寧な言葉で言いたい場合は?

 

〇言葉自体を変えてみる

上司に「いってらっしゃい」をもっと丁寧な言葉で伝えたい時は、以下の3つの言葉が適切です。
✅「お気をつけて」
✅「いってらっしゃいませ」
✅「お気をつけていってらっしゃいませ」
こちらの方がしっくりくると感じる場合は、自分との立場を考えた上で使ってみるとより「いってらっしゃい」の気持ちが伝わると思いますので、使ってみてくださいね♪

〇伝え方を工夫する

ちょっと恥ずかしく感じてしまうかもしれませんが、「いってらっしゃい」と言う時に、上司の顔を見ながら笑顔で伝えてみてください。
さらに、座ったままではなく、立ち上がって、上司の顔をみながら軽く会釈して、「いってらっしゃい」と上司に言えば、言われた上司も心温かく嬉しい気持ちになります。
ちょっとした動作ですが、言われた人にとっては、座ったまま、自分も見ずに言われるより、気持ちが伝わりますので、ぜひやってみて下さいね♪

「いってらっしゃい」の言葉の後に付け加える丁寧な言葉

 
上司に「いってらっしゃい」と言った後に、「もっと丁寧に言えば良かった」と思った時は、すぐに、「お気をつけて」と言葉を足してみてください♪
「いってらっしゃい」の後に、「お気をつけて」の言葉をつけるだけで、とても丁寧な言葉になるんです。
さらに、この言葉の便利なところは、座ったままうっかり「いってらっしゃい」と言ってしまった後に、立ち上がって「お気をつけて」と加えるだけで、断然丁寧さがアップすることなんです!たったこれだけのことで、相手に失礼な態度をとってしまった!反省しなくて済みますね♪

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上司が戻ってきた時には、どう言えば正しい敬語になる?

 
「いってらっしゃい」は、もう完璧!!でも上司がかえってきた時にはどう声をかければ?なんて思いませんか?

正しくは、「お疲れさまでした」の言葉を使うことです。
「ご苦労さま」ではないの?と思うかもしれませんが、日本に殿様が存在していた頃からの言葉で「ご苦労」というのは、上から下の者へ、又は、同じ立場の者が言う言葉だったんです。
会社でも、地域活動でも、どんな場所でも自分より目上の人には、「ご苦労さま」ではなく、「お疲れさまでした」と言うことをおススメします。
筆者も、社内ではどんな人でも自分より下の人はいないのだから、宅配業者の人にも郵便配達の人にも、お店にきて頂いた人には、「お疲れ様です」とお声をかけて下さいと伝えています。なかには、「お疲れ様です」と言った後に、「丁寧な日本語を使うのですね」と言われる事もあります。

聞いていないようで、言われた本人はしっかり聞いているものなんですよね♪

間違いやすい正しい敬語はこちら♪

 
「いってらっしゃい」「お疲れさまでした」の他に間違いやすい正しい敬語を紹介しますね♪ぜひ参考にしてみてくださいね!

≪了解した時≫
GOOD:「かしこまりました」又は「承知しました」

NG:「了解しました」

≪お世話になっている時≫
GOOD:「いつもお世話になっております」

NG:「お世話様です」

≪参考になった時≫
GOOD:「大変勉強になりました」

NG:「参考になりました」

≪謝る時≫
GOOD:「申し訳ありません」又は「ありがとうございます 申し訳ありません」

NG:「すみません」

≪その通りだと思った時≫
GOOD:「おっしゃるとおりです」

NG:「なるほど」

≪久しぶりに会った時≫
GOOD:「ご無沙汰しておりました」

NG:「しばらくです」

このようになります。敬語だと思っていたのに実は違った!なんてこともありますので、参考になれば幸いです♪

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回のポイントを再度ご紹介しますね!
✅上司に「いってらっしゃい」は正しい敬語
✅「いってらっしゃい」をもっと丁寧にするには、「お気をつけて」「いってらっしゃいませ」「お気をつけていってらっしゃいませ」の言葉を使う
✅「いってらっしゃい」と言った後に「お気をつけて」と付け加えるだけで丁寧な挨拶となる
✅上司がかえってきた時には「お疲れさまでした」と言うのが正しい敬語
✅「ご苦労さま」は、目上の人には失礼にあたる
✅「かしこまりました」「承知しました」「申し訳ありません」「おっしゃるとおりです」「ご無沙汰しておりました」などが正しい敬語
美しい敬語を使う事で、自分自身も周囲の人も気持ちよく過ごす事ができますよね♪また、言葉遣いで周りからの見る目も変わってきます。ぜひぜひ正しい敬語を使って、周りの方とも心地よく過ごしていけるように応援しています。
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