ハチミツが毒になる!?こんな噂を聞いたことありませんか?ハチミツって、健康食のイメージが強く、健康のためにも摂られている方も多いと思います。
ハチミツが毒になる・・・と聞くと、食べていて大丈夫なのだろうか?と心配になってしまいますよね。
そこで今回!ハチミツが毒になる言われる理由、合わせてハチミツの栄養を効果的に摂る方法についてもご紹介します♪ぜひぜひ参考にしてみてくださいね!
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ハチミツが毒になるといわれる理由のご紹介♪
ハチミツが毒なるといわれるのは、以下の2つの理由があります。
①(ハチミツには)ボツリヌス菌が含まれている
②(ハチミツは)加熱することで体に良くない状態になる
では、一つひとつ詳しくこの理由をご紹介していきますね♪②(ハチミツは)加熱することで体に良くない状態になる
〇(ハチミツには)ボツリヌス菌が含まれている
ハチミツには、食中毒を起こすボツリヌス菌が、芽胞という状態で含まれています。ボツリヌス菌が存在する土壌で育った植物の花粉にはボツリヌス菌が混入していることがあります。そして、その花粉を集るミツバチが巣で作るハチミツにもまた、ボツリヌス菌が含まれることがあるのです。このボツリヌス菌の芽胞は、人間の腸の中で発芽して活動を始めます。通常、健康な大人の場合は、腸内細菌がボツリヌス菌をやっつけてくれるのであまり心配はありません。
出典:http://d.hatena.ne.jp/seikatukankyou/20100607/p1
しかし、1歳未満の子どもの場合、腸内細菌が十分でないため、ボツリヌス菌が腸の中でどんどん増殖して食中毒を引き起こしてしまう可能性があるのです。
実際に以下のような痛ましい事故が起きています。
離乳食で蜂蜜を摂取していた東京都内の生後6カ月の男児が先月末、「乳児ボツリヌス症」で死亡した。蜂蜜は乳児ボツリヌス症を発症する可能性があることから、1歳未満の乳児に与えないよう母子手帳に記載がある。しかし、このことを知らない人も少なからずいるのが現状で、厚生労働省は改めて注意喚起している。ハチミツに含まれているボツリヌス菌は、芽胞の状態です。この芽胞の状態は、とても強く、100℃の熱で死滅しません。そのため、ハチミツを加熱した状態でも残っているので、1歳未満の子どもには毒になってしまうのです。
出典:http://www.sankei.com/life/news/170418/lif1704180015-n1.html
ただし、ハチミツにボツリヌス菌が含まれいている割合は、そんなに高いわけではありません。ですので、1歳以下の赤ちゃんには気を付ける必要がありますが、1歳以上のお子さんだとそこまで心配しすぎる必要はありません。
ハチミツには、どのくらいの頻度でボツリヌス菌が含まれているのでしょうか?厚生労働省の資料によると、販売されているハチミツがボツリヌス菌に汚染されている割合は、0~6.7%とわずかだとのことです。
出典:http://d.hatena.ne.jp/seikatukankyou/20100607/p1
〇(ハチミツは)加熱することで体に良くない状態になる
これは、インドのアーユルベーダの中で受け継がれている考え方です。ハチミツには、通常、多くの栄養素が含まれています。そのハチミツを加熱する事で、含まれていた多くの栄養素が失われ、老化の原因物質となる終末糖化産物ができてしまうと考えられているのです。
アーユルヴェーダでは、ハチミツを毎日食べたほうがよいという”有益な食べ物”としている一方、加熱することで毒素(アーマ)を生み出すので非加熱のはちみつを食べないといけないとしています。基本的に、40℃以上で加熱するとハチミツに含まれている栄養素がなくなり、体からすると不要な物質を摂取することになります。そのために、アーユルベーダでは、ハチミツを加熱すると毒になるという考え方が今でも言われているのです。
出典:https://ayurveda.jp/honey
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加熱する事で失われてしまう優れた栄養素!
では、熱することでどのような栄養素が無くなってしまうのでしょうか?熱することで以下の栄養素が失われてしまいます。
・ビタミンB₁
・ビタミンB₂
・ビタミンB₆
・ナイアシン
・葉酸
・パントテン酸
もともとハチミツには、これらの栄養素が含まれていますが、40℃以上で加熱する事でこれらの栄養素が失われてしまうのです。ちょっともったいないですよね。・ビタミンB₂
・ビタミンB₆
・ナイアシン
・葉酸
・パントテン酸
さらに、通常、糖分は体を冷やしてしまう特質があるのですが、ハチミツは甘いものなのに、体を温めてくれる効果もあるのです。
アーユルベーダ的に考えると、ハチミツを温めて摂取する事は、ビタミンがなくなり、体を老化させる物質をあえて摂取している事になってしまうのです。
ハチミツの栄養素を効果的に摂る方法♪
ハチミツには、多くの栄養素だけでなく、体を温めたり、優れた抗菌効果があります。
2008年にはカナダの研究者たちが「ハチミツは高い殺菌作用を持ち、抗生物質よりも優れている」との実験結果を発表しています。ただ、ハチミツをスプーンで毎日食べるのも良いですが、毎日だと飽きてしまいますよね。そこで、ハチミツの栄養素を効果的に摂るおススメの方法を4つご紹介します♪
出典:http://kenko100.jp/articles/130903002577/#gsc.tab=0
✅常温の飲み物に混ぜて飲む
✅パンに塗る
✅冷めたカレーに入れる
✅パックに応用
一つひとつ詳しくご紹介していきますね!✅パンに塗る
✅冷めたカレーに入れる
✅パックに応用
〇常温の飲み物に混ぜて飲む
まずおススメしたいのが、糖分が入っていない飲み物に混ぜる方法です♪ここでポイントなのが糖分が入っている飲み物に混ぜると、ハチミツに含まれている栄養素を摂れますが、糖分を摂りすぎてしまう可能性があるということです。
筆者の場合、麦茶や紅茶、コーヒーなどに混ぜて飲んでいます♪
クックパッドでは、すだちレモン、キウイでに混ぜてドリンクを作る方法が紹介されていますのでぜひお好みに合わせて試してみてみることをおススメします♪
→→→みんなの推薦 はちみつドリンクレシピ31品
〇パンに塗る
食パンやフランスパンにハチミツを塗って食べるのもおススメです♪ハチミツはバターとの相性が良いので、焼いたパンに塗る場合は、先にバターを塗って、パンの熱がさめてからハチミツを塗って食べてみてください。けっこう美味しいですよ♪
〇冷めたカレーに入れる
2日目のドロドロになったカレーにハチミツを入れると、トロトロに生まれ変わるって知っていました??2日目のカレーにハチミツを入れるだけで、冷めてもおいしい弁当おかずになる。DAIGOがボーカルを務めるBREAKERZのSHINPEIが、作り方を紹介した。ハチミツに含まれるアミラーゼという酵素がデンプンを分解し、2日目のカレーをトロトロにするという。ハチミツに含まれているアミラーゼと言う酵素がデンプンを分解してくれるからなんですね!ぜひ一度試してみていただければと思います♪
出典:https://datazoo.jp/n/
〇パックに応用
なんと!余ったヨーグルトに、ハチミツを混ぜてパックにも応用できるんです♪ハチミツを入れるだけで、しっとりした感触になります。分量は、ヨーグルト大さじ3杯にハチミツ小さじ1杯を混ぜるだけ。と、とっても簡単です♪ただし、作ったらその日のうちに使い切りましょう!
このように、ハチミツを摂取する方法は色々あります。興味のあるものからぜひぜひ試してみてくださいね♪
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したことのポイントを再度ご紹介しますね!
✅1歳未満の子どもの場合、ハチミツに含まれるボツリヌス菌で食中毒を起こす可能性がある
✅ハチミツは加熱すると、ビタミンが失われ、老化の原因となる物質が増えてしまう
✅ハチミツに含まれる栄養素は、ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ナイアシン。葉酸、パントテン酸
✅ハチミツは体を温める効果や抗菌効果もある
まれにハチミツにアレルギーを持つ人もいますので、食べる前にアレルギーがないかどうかも確認しておく必要があります。
過去にハチミツが含まれた食品を食べた事がない人は、食べる前に、腕にハチミツを塗ってパッチテストをしてみるのもおススメです!栄養素が豊富なハチミツを健康に、そして美容に活用してみてくださいね♪