外出から帰ってきた子どもの、顔や手足が真っ赤になっていたり、赤い湿疹ができて痒がったりしたことはありませんか?
ひょっとしたら「紫外線アレルギー」かもしれません。実は最近「紫外線アレルギー」になる子どもたちが増えているんです!
そこで、今回最近増えている、子どもの紫外線アレルギーの防ぎ方をご紹介します♪
ちょっとした工夫で紫外線アレルギーは防ぐことができますので、ぜひぜひ試してみてくださいね!
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子どもの紫外線アレルギーを防ぐには?
子どもの紫外線アレルギーを防ぐには、まずは外出を控えて、紫外線に当たらないことが一番なんです。でも、まったく外に出ないなど、現実的ではありませんよね!また、室内に居ても、意外と紫外線は入ってきているんです。そこで!紫外線を根本的に防ぐ対策として以下の方法をおススメします♪
✅ 日焼け止めを塗る
✅ UVカット処理をされた、長そでや長ズボンの服を着る
✅ ツバの広い帽子をかぶる
✅ 窓ガラスに紫外線カットフィルムを貼ったり、UVカットのカーテンを使う
これらの方法をおススメします♪これからそれぞれの対策について、詳しく紹介していきます!✅ UVカット処理をされた、長そでや長ズボンの服を着る
✅ ツバの広い帽子をかぶる
✅ 窓ガラスに紫外線カットフィルムを貼ったり、UVカットのカーテンを使う
なぜ紫外線アレルギーが起こるのか?その原因とは?
対策を考える前に、では、なぜ紫外線アレルギーになってしまうのでしょうか?紫外線アレルギーは日光アレルギーと言われる事もありますが、正式な病名は「光線過敏症」といいます。その原因には、内因的なものと外因的なものがあるといわれいるんです。
○内因的な原因
内因的な原因としては、紫外線に対する抗体の量が生まれつき少ないという、遺伝的なことが挙げられます。○外因的な原因
外因的な原因としては、日焼け止めの成分や飲んでいる薬によって引き起こされたり、(大人の場合では)化粧品の成分や、アロマオイルなどが持つ光毒性によって引き起こされる場合もあるんです。アレルギーはよくコップの水に例えられますが、コップの大きさが抗体量、そこに一滴ずつ水がたまる様に、アレルギーの原因物質がたまっていき、ある時、コップからあふれ出ます。それが、アレルギーの始まりです。
コップの大きさには個人差が大きく、生まれつき持っている紫外線の抗体量がとても少なく、それを超えてしまって、発症するというケースがあるという事ですね。
日焼け止めの塗り方と注意点!
紫外線を防ぐ方法として、一番に頭に浮かぶのが日焼け止めクリームですよね。ドラッグストアでもたくさんの日焼け止めが売られています。○日焼け止めの選び方
日焼け止めは、紫外線吸収剤や無香料・無着色のものを選びましょう!化学物質である紫外線吸収剤や香料は肌への負担が大きく、それ自体がアレルギーを引き起こす外因的要素になる可能性があるからです。
また、毎日使うものですから、お風呂に入ったとき、石鹸で簡単に洗い落せるものが良いでしょう。SPFも高い方が良いと思われがちですが、高ければ、その分肌への負担も大きく、石鹸では落としにくくなります。
✅ 普段の外出にはSPF20~30
✅ 長く日光に当たる可能性がある時はSPF50
このぐらいを目安に使い分けましょう。また、日焼け止めの効果を持続させるためには、数時間ごとに塗りなおす必要がありますので、注意してくださいね♪✅ 長く日光に当たる可能性がある時はSPF50
○SPFってなに?
紫外線にはA波とB波があります。
A波は、肌を黒くして、シワやたるみの原因となります。
B波は、肌を赤くし、しみやそばかす、皮膚がんの原因になるといわれています。
SPFはB波からどれくらいの時間肌を守ってくれるかを数値で表したもので、SPFの数値が高いほど、B波から長く肌を守ってくれることになります。
B波は、肌を赤くし、しみやそばかす、皮膚がんの原因になるといわれています。
ちなみに、A波を防ぐ力を表したものが、よくSPFと一緒に表示されているPA+です。
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皮膚科は受診するべき?
どんな症状でも、素人が勝手に判断するのは危険です。初めて症状が出た時は、皮膚科で診断してもらう必要があるでしょう。ただ、皮膚科は塗り薬で症状を抑える対症療法です。根本的な治療にはなりません。ネット上でも
“皮膚科医でも「光線過敏症」を知らない無知な先生も多いです。
光線過敏の検査ができる病院と言うのは大変少ないです。
光線過敏と診断されても、皮膚科でできる治療はなく症状が酷くなった時 に塗り薬を出してもらう事だけです。“
引用元: http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n261712
“皮膚科を受診しても、塗り薬を貰うだけで、全く改善しませんでした。”という声もありました。
引用元:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/9220186.html
『紫外線アレルギー(光線過敏症)』だと診断を受けた後は、家庭でできる対策をいろいろ試して、本人にあった対策を取ることが大切ではないでしょうか。
UVカット処理をされた、長そでや長ズボンの服を着て防ぐ♪
日焼け止めは、先程も書いた様に、そのものが肌に合わない子どもさんもいると思います。その場合は、衣類で防ぐことになります。長そでや、長ズボン、ツバの広い帽子で紫外線を防ぎましょう!ただ、長そでや長ズボンでも、UVカット処理がされているかどうかや衣類の色で、紫外線のカット率は大きく違ってきます。
○紫外線を防ぐ色・素材は?
紫外線を防ぐ効果が一番高い色が「黒」だということは最近ではよく知られていますね。なので「白」が一番低いです。意外なところでは「黄色」もカット率が高いって知っていました?素材では、「ポリエステル」が一番カット率が高く「綿」は低くなっています。
○ちょっとした一工夫でできる紫外線対策♪
ただ、紫外線が強くなる季節には、綿素材や涼しげな白を着せたいですよね。そんな時には、紫外線カットスプレーや、洗濯するだけで、いつもの服に紫外線カット処理ができてしまうという優れものの洗剤もありますので、試してみてもいいでしょう。紫外線カット洗剤でカーテンの洗濯をするのも、家の中の紫外線対策におすすめです♪
また、紫外線は目からも入ってきます。この場合はなんといってもサングラスが効果的です!子ども用のサングラスも売られているようですが、色つきのレンズを嫌がる場合は、度無しのUVカットレンズの眼鏡を利用するという手もあります。
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まとめ
実は筆者の息子は、小さい頃はアトピーで、紫外線アレルギーもありました。帽子に広いツバを付け足したり、ベビーカーに乗せるときは、ケープを手作りして、それで全身を覆ったりしていました。
でも、ほんの少しだけ出ていた指先が、真っ赤に腫れてしまった、、、なんてこともありました。
紫外線アレルギーは「一度発症すると治らない」という意見もありますが、そんな息子は、成長とともに、アトピーも紫外線アレルギーも治って、年中真っ黒なサッカー少年になりました。(もちろん色々と対策はしました)
外からの対策で紫外線を防ぎつつ、毎日の食事などで、根本的に体質を整えることも大切だと感じています。
昔と比べて、紫外線量も増加しているといわれる現代、上手に紫外線対策をして、子供の健康を守りたいですね♪