犬にごま油を与えてしまっても大丈夫!?正しい知識のご紹介♪

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「テーブルに置いていたごま油を犬がなめてしまった!!どうしよう!?」こんな経験ありませんか?病院に連れて行った方がいいのか。とっても心配になってしまいますよね。。。

そこで今回!犬にごま油を与えてしまっても大丈夫なのか?ご紹介し、合わせて犬に与えてはいけない食品をご紹介していきます♪
自宅で犬を飼っていると、ちょっと目を離したすきに興味のあるものはすぐに食べてしまったりすると思います。どうしたらいいのか判断に迷わないで済むようにぜひぜひ参考にしてみてくださいね!

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犬にごま油を与えてしまっても大丈夫?

まず、犬にごま油を与えて大丈夫なのか?ということですが、結論からお伝えすると「大丈夫です。」
ごま油には特に犬の体に害になる成分は含まれていません。ただ、もちろんあえてごま油を与える必要はありません。
その理由は、ごま油には脂質が多く含まれているので大量に摂取していくと人間と同じ様に「脂質代謝異常症」を引き起こす可能性があるからです。肥満だけでなく、脂質代謝異常症や糖尿病、甲状腺の病気を引き起こしやすくなります。

ちょっと怖いことをご紹介しましたが、もちろんごま油をなめてしまった程度でしたら、心配いりませんので安心してくださいね♪ただ、まれにごま油にアレルギーを示す犬もいます。

ごま油をなめた後に、吐いたり、ぐったりしたり、下痢をするようなら早目に動物病院に受診してくださいね!

犬の「脂質代謝異常症」とはどんな病気?

 
上記でご紹介した犬の脂質代謝異常症を詳しくご紹介しますね。

この症状は、犬の血液中の中性脂肪やコレステロールが異常に多くなり、肥満や糖尿病、甲状腺機能低下症を引き起こす原因となるものです。犬が脂質代謝異常症になると以下の症状が目立ち始めます。
✅ダイエットをしても痩せない
✅目が白濁する
✅吐く
✅下痢をする
もちろんごま油をなめたからすぐに発症するというようなことはありませんが、上記のような症状の時には可能性があることを知っておいてくださいね!

ちなみに、脂質代謝異常症を起こしているかどうかは、採血でわかりますので、動物病院で診てもらうことをおススメします♪

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犬に与えてはいけない食品のご紹介♪

 
ごま油は与えてしまっても大丈夫ですが、意外と身近な食品の中に犬に与えてはいけない食品があります。代表的な食品はこちらです!
✅長ネギ、ニラ、ニンニク、玉ねぎ
✅ほうれん草
✅生卵
✅アボガド
✅牛乳
✅ぶどう、レーズン
✅ハム、ソーセージなど加工食品
✅魚の骨、鶏肉の骨
✅チョコレート
✅ナッツ類
✅こんにゃく
✅いか、たこ、えび、かに
✅わさび、からし、コショウ、唐辛子などの香辛料
以下、ご紹介した食品がなぜ犬にとって良くないのかその理由を簡単にご紹介しますね♪ぜひぜひ参考にしてみてくださいね!

≪長ネギ、ニラ、ニンニク、玉ねぎ≫
溶血性貧血(血液中の赤血球が破壊されて貧血を起こす)を起こす可能性があります。
玉ねぎを含むネギ類(長ネギ、青ネギ、ニラ、ニンニク、らっきょう、わけぎ、あさつき等)には、「アリルプロピルジスルフィド」という有機硫黄化合物が含まれています。これは、薄黄色の液状で、ネギ類独特の匂いのもととも言われています。この「アリルプロピルジスルフィド」が、犬をはじめとする動物の赤血球内のヘモグロビン(酸素を結合する色素)を酸化させ、結果として、溶血性貧血という貧血を起こしてしまうのです。

出典:https://wanchan.jp/osusume/detail/1349
≪ほうれん草≫
シュウ酸が多く含まれているので、結石又は骨粗しょう症の原因となります。
ほうれん草にはシュウ酸が含まれています。このシュウ酸、尿路結石症の原因になる可能性があるので、生のほうれん草を犬に与えるのは避けましょう。

出典:https://peco-japan.com/7968
≪生卵≫
卵白中のアビジンがビオチンの吸収を阻害し、免疫力の低下や毛が抜けやすくなります。
生卵の白身に含まれている成分は、ビタミンの吸収を阻害するために、犬が大量に卵の白身を摂取すると食欲不振や皮膚炎、脱毛などの症状を引き起こす恐れがあるのです。

出典:https://wanchan.jp/osusume/detail/2009

≪アボカド≫
ペルシンという成分が、嘔吐や下痢、胃腸障害を起こしやすくします。
アボカドは、良質の脂肪を含みビタミンも豊富な健康食材です。
しかし、アボカドに含まれるペルジンという物質は犬の胃腸にはいると、中毒を起こす危険な物質です。

出典:https://wanchan.jp/osusume/detail/2241
≪牛乳≫
犬によりますが、乳糖を分解する消化酵素がないため、下痢になりやすくなります。
もちろん体質によっては下痢にならない子もいますが、乳糖不耐症といって、牛乳に含まれている乳糖という成分が分解できず下痢を起こしてしまうことがあるのです。

出典:https://petpedia.net/article/72/milk_for_dogs

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≪ぶどう、レーズン≫
腎臓病を起こしやすくなります。
犬がレーズンやぶどうを食べた時には、体内の毒素を除去する機能を持つ腎臓に大きなダメージを受けるため、それらを食べてから72時間以内に嘔吐・下痢などの症状を起こすのが一般的です。その後食欲が低下し、数日後に腎不全を発症、最悪の場合は命を落とすこともあります。

出典:https://peco-japan.com/51415
≪ハムやソーセージなどの加工食品≫
塩分の摂りすぎになりやすいので与えないことをおススメします。
塩分控えめの魚肉ソーセージでも、体重5kgの犬に与えた場合、1本でその日1日分の塩分が補えてしまえることになります。そうすると、主食のドッグフードからも塩分を摂取している犬の場合は、過剰摂取となってしまいます。

出典:https://peco-japan.com/51506
≪魚の骨、鶏肉の骨≫
内臓に刺さってしまう可能性があります。
鳥の骨は、豚や牛の骨と違って、噛んだとき骨の先がとがりやすく、腸内に刺さってしまうため危険だと言われています。鳥の骨は割れるときに縦にさけるため、それが鋭利な刃物となってしまうそうです。それが腸内に刺さり血便が出たり、大きな塊を飲み込んでしまった時腸を詰まらせてしまうなどの危険があります。

出典:http://inustyle.net/gohan-14/
≪チョコレート≫
中毒症状を起こしやすくなるので与えない方がよいです!
チョコレートの主成分であるカカオには、テオブロミンというアルカロイドの一種である成分が含まれています。このテオブロミンが中枢神経や心臓へ作用するのです。チョコレートに含まれるテオブロミンの量は、人間にとって害がある程の量ではありませんが、犬ではこのテオブロミンの代謝が遅いため、時に重篤な中毒症状を起こしてしまいます。

出典:https://wanchan.jp/osusume/detail/1937
≪ナッツ類≫
中毒症状になる。多くとりすぎると嘔吐、痙攣、発熱などの症状も引き起こします。
因果関係はまだはっきり解明されておらず同じ量を摂取しても重い症状の出る犬もいれば、全く平気な犬もいるそうです。臨床結果では有害である事が立証されているので絶対に避けるべきです!

出典:http://nutslife.wp.xdomain.jp/dog-cat-nuts/
≪こんにゃく≫
消化不良の原因となります。
その消化の悪さにあります。また水分と一緒に摂取しても、形状がくずれることがないため、気管に詰まらせる恐れもあります。与える際には細かく刻み、食べ過ぎによる下痢や消化不良を起こさない程度の量に気を配る必要があります。

出典:http://pet-seikatsu.jp/dog/food/good-bad/konjac/
≪いか、たこ、えび、かに≫
消化不良、ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。
イカ等に限らずですが、生の魚介類には「チアミナーゼ」という酵素が含まれていて、この酵素は体内のビタミンB1を破壊するはたらきを持っています。生の状態で大量に食べると「ビタミンB1欠乏症」となり、嘔吐や食欲不振から体重が減ったり、重症になると脱水やふらつきなどの症状が現れることがあります。

出典:http://dogfood-info.net/dog-squid-octopus
≪わさび、からし、コショウ、唐辛子などの香辛料≫
腹痛、胃腸炎になる可能性があります。
唐辛子に含まれている「カプサイシン」という成分が、犬にとって有害だからです。

出典:http://dogfood-info.net/dog-squid-octopus
このように私たちにとっては栄養価が高い食品でも犬にとっては有害になってしまう食品があります。基本的に人が食べるために作られている食品に入っている塩分、糖分は犬が食べるとしたら多すぎる傾向にありますので、与えるには注意が必要です。
よかれと思って与えた食品で大切なペットが傷つかないようにしたいですよね!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?ごま油だけでなく他にも犬に注意が必要な食品をこれまでご紹介してきました。大切なワンちゃんのための知識ですからもう一度ポイントをご紹介しますね!
✅犬にごま油を与えても大丈夫だが、多く与えると脂質異常症になるので注意が必要
✅ごま油をなめた後に、吐いたり、ぐったりしたり、下痢をしたらすぐに動物病院に受診する
✅脂質代謝異常症とは、血液中の中性脂肪やコレステロールが異常に多くなり、肥満や糖尿病、甲状腺機能低下症を引き起こす原因となるもの
✅脂質異常症は、採血でわかるため、異変を感じたら動物病院で採血してもらう
✅人間用に味付けしたものも犬には濃すぎるので注意が必要
大切な家族であるワンちゃんには、健康で長生きしてほしいですよね。そのためには、家族の協力が必要です。

犬に与えてはいけない食品を知っておくことは、大切な家族の一員であるワンちゃんの健康を守ることに必要な知識ですよね!今回ご紹介した情報が、お役に立てれば幸いです♪
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