ワカメってアレルギーあるの!?蕁麻疹が出る理由はこちら!

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「健康のためにワカメを食べたら、体がかゆい!しかも蕁麻疹がでてきた・・・もしかして、これってアレルギー!?」こんな経験ありませんか?

「ワカメは体にいいものなのに、なんで!?」って思いますよね。もちろんワカメは身体に良い食べ物なのですが、体質によってアレルギーが出ることがあるんです!
そこで今回、ワカメとアレルギーの関係性、なぜ蕁麻疹が出るのかご紹介していきます♪気になる方はぜひぜひ参考にしてみてくださいね!

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ワカメを食べて蕁麻疹がでるアレルギーとは?

ワカメを食べて蕁麻疹がでるアレルギーは、ヨードアレルギー」が原因といわれています。
「ヨード」は、ヨウ素ともいって、ワカメだけでなく、めかぶやノリ、ヒジキなど海藻類に多く含まれているミネラルのことです。この「ヨード」は、私たちの体にはとても必要なものですが、不足しても取りすぎても体に影響を与える栄養素なのです。
もし、ワカメを食べて蕁麻疹がでた時は、急性アレルギーの可能性がありますので、内科に受診されることをおススメします!
受診の際には、事前にワカメを食べて蕁麻疹がでた事を電話などで伝え、診察が可能かどうか聞いておくのも大切なポイントですのでぜひ覚えておいてくださいね!

「ヨード」とはどんな栄養素?

 
先ほどもご紹介しましたが、ヨードは別名ヨウ素とも呼ばれます。

私たちの体に必要な栄養素は、5大栄養素と言われ、糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5つの栄養素のことを示します。
糖質、タンパク質、脂質は、私たちの体のエネルギーを出してくれたり、体を作ってくれる栄養素になります。ビタミンとミネラルは、毎日欠かさずに少しずつ食べ物から摂る必要がある栄養素になります。
栄養素は、食物の中に含まれているさまざまな物質のうち、生命活動を営むため人間の身体に必要な成分であり、タンパク質、脂質、炭水化物(糖質、食物繊維)、ビタミン、ミネラルに分類されます。それらには①筋肉や骨、歯、血液などのカラダを作る、②エネルギー(力や熱)になる、③身体の調子を整えるという3つの大きな役割があります。

出典:https://www.otsuka.co.jp/company/business/nutrition/function/nutrient.html
ヨードはミネラルに分類されます。ヨードの他にミネラルの成分として有名なのが、カルシム、鉄、亜鉛などになります。カルシウムや鉄などと聞くとちょっとわかりやすかと思います。このヨードは、人間の体内には甲状腺に多く存在しています。
ヨウ素とは、人間にとって必要不可欠なミネラルのひとつで、ヨードとも呼ばれます。人間の体内には甲状腺に多く存在し、約10~20 mg存在します。甲状腺は、のどの辺りにある指先ほどの大きさの器官で、蝶が羽を広げたような形をしています。

出典:http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/iodo/
つまり甲状腺ホルモンを作る大切なミネラルなのです。甲状腺ホルモンは、子どもの時には、成長を促し、大人になると代謝を促してくれます。
そのため、ヨードが不足すると子どもでは正常な成長ができなくなり、大人では、代謝が悪くなりむくみが出たり、太りやすくなります。難しいのがこのヨードは、摂りすぎても、足りな過ぎて、甲状腺の病気の直結してしまうんです!
つまり私たち人間の体には、微量ですがとても大切な働きをするホルモンなんです!

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「ヨード」が含まれているものは?

 
ヨードは、実はワカメといった食べ物ではなく私たちの身近なものに含まれています。例えば「ヨードチンキ」は聞いたことありませんか?その名の通り、ヨウ素(ヨード)の殺菌作用を利用した殺菌薬・消毒薬のことです。

また、うがい薬でよく使われている「イソジン」にもヨードの成分は含まれています。
ワカメでアレルギーが出る人は、うがい薬や消毒薬、さらに造影剤でもアレルギーがでてしまう可能性があるので注意が必要なんです!
実際に、筆者もヨードのアレルギーがあるのですが、腎臓の検査の時に造影剤を入れてアレルギー反応が出た事があります。

ワカメでアレルギーをでた事がある場合は、病院で検査や治療をおこなう前、もしくは問診票などに記入する時には、必ず医師と看護師に伝えておくことをぜひおススメします!

ヨードアレルギー検査を知っていますか?

 
ヨードが含まれている成分に接して、体に異変を感じたらすぐに病院に受診することをおススメします!

そもそも、私たち日本人は普段からヨードを摂取する機会が多いんです。私たちが普段食べている物、そして調味料などに、昆布が多く使われているのはご存知ですか?
例えば、ポン酢やみそ、だしなどに必ずといって良い程、昆布が多く使われています。通常は、多く摂ってしまったミネラルは、不要な分として排泄されます。しかし、以下のような事実もまたあります。
日本人の10人に1人は甲状腺の病気にかかり、そのうちの9割が女性といわれています。

参考:http://wotopi.jp/archives/53406
このことは、先ほどご紹介したように日本人は普段から食事としてヨードを摂っていることも原因の一つとして考えられています。
もし、ワカメだけでなく、めかぶ、昆布、もずく、ヒジキ、ノリなどの海藻類で体に異常があらわれた場合は、すぐに病院で検査してもらうことをおススメします。
その場合、ヨードアレルギー検査ができるかどうかを事前に電話で聞いてから検査してもらうと安心ですね♪ヨードアレルギーは、蕁麻疹だけでなく、ひどくなると呼吸困難や吐き気、気を失うなどの症状が出てしまう場合もあります
ひどくなる前にぜひ対処しておいてくださいね!

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まとめ

ワカメは5大栄養素の一つで、体にとっても大事な栄養素であることは変わらないのですが、体質によってアレルギーが発生するんですね。

今回ご紹介したポイントを再度ご紹介しますね!
✅ワカメで蕁麻疹がでた時は、ヨードアレルギーの可能性がある
✅受診の前にワカメのアレルギーで診察可能かを確認する
✅ワカメに含まれるヨードは、うがい薬や消毒薬、造影剤などにも使用されている
✅病院でアレルギーを聞かれたらワカメでアレルギーがある事を必ず伝える
✅ヨードのアレルギー検査をする場合は、事前にヨードアレルギー検査が可能かどうかを病院に問い合わせてから受診する
となります。私たちが普段なにげなく食べている食べ物に多くのヨードが含まれています。アレルギーはそのまま放置せずに必ず、病院で検査してもらいましょうね!

そして、ヨードアレルギーがある場合は、ワカメだけでなく、上記にお伝えしたヨードを含む食品の摂取も控えるのがお勧めします。
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