花粉症の患者さんにとって、毎年決まった時期に症状に悩まされるのは、とても辛いことですよね。しっかり予防して少しでも症状を和らげたいですが、花粉症の予防はいつから始めると良いのでしょうか?
そもそも花粉症っていつから始まっているのでしょうか!?気になりませんか?
今回は、花粉症の予防を始める時期についてご紹介させていただきます。毎年花粉症で苦しんでいる方、そろそろ花粉症になりそうな予感がしている方、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね♪
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花粉症の予防はいつから始めるのが効果的?
花粉症の薬は、花粉が飛ぶ2週間前から服用し始めるのが良いと言われています。このことは「初期療法」と言われ、早めの段階で対策をすることによって、症状が出る時期を遅らせたり、症状を軽減したりすることができるからなんです♪
このように、症状が出てから薬を飲むのでは、実は遅いんです!
花粉症の症状が出ると、粘膜が弱ってしまったり、免疫力が下がってしまったりするため、薬を飲んでもなかなか効きづらく、症状を抑えることは難しくなってしまいます。2週間前からの、早めの服薬がカギになりますよ♪
花粉症の種類は時期によって違う!
そもそも花粉症の原因となる植物は、何種類くらいあるかご存知でしょうか?有名なものと言えば、スギやヒノキ、イネなどが思い浮かびますよね。実は他にも、花粉症の原因となる植物はたくさんあるんです!しかも、季節によってそれぞれピークが違います。花粉症の患者さんにとっては、なんとも恐ろしい事実ですよね。
それでは、主な花粉の種類別に、ピークとなる時期をご紹介いたします!
春の花粉このように、ほぼ1年近く何らかの種類の花粉が飛んでいることになるんです。。。場合によっては、春と秋の両方で花粉症の症状に悩まされる、なんていう方もいらっしゃるかもしれませんね。
・スギ(2~4月)
・ヒノキ(3~5月)
・ネズ(4~5月)
・シラカンバ(4~5月)
・ハンノキ(1~6月)
・オオバヤシャブシ(3~4月)
・コナラ(4~5月)
・リンゴ(4~5月)
夏の花粉
・カモガヤ(4~7月)
・オオアサガエリ(4~7月)
・ハルガヤ(4~7月)
・ホソムギ(4~7月)
・スズメノカタビラ(3~5月)
秋の花粉
・ヨモギ(8~9月)
・ブタクサ(8~10月)
・オオブタクサ(8~10月)
・カナムグラ(8~10月)
・ヒメスイバ(5~6月)
・ギシギシ(5~8月)
・カラムシ(9~10月)
出典:http://yakudatta.com/archives/1469.html
自分のアレルギーの種類を明確にしましょう!
さて、先ほどご紹介させていただいたように、一口に花粉症と言っても、時期や種類は様々であることが分かりました。そこで、まずはご自身が何のアレルギーであるか、種類を明確にする必要があります。花粉の種類や時期によって、薬を飲むタイミングもそれぞれ違ってくるからなんです。まず、医療機関を受診し、アレルギーの種類を明確にしましょう!そうすることで、どの種類の花粉でアレルギーが起こっているのかが分かり、事前の対策もしやすくなります。薬は市販のものよりも、医師の診断で処方してもらったものを服用するほうがベストです♪
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最近はこんな予防方法もあるんです!
最近花粉症予防として話題の3つの方法をご紹介します!それは以下の3つです♪
・民間療法による体質改善
・舌下免疫療法
・レーザー治療
一つ一つ詳しくご紹介していきます!・舌下免疫療法
・レーザー治療
〇民間療法による体質改善
*ヨーグルトやレンコン
ヨーグルトやれんこんが花粉症予防に効果的であると話題なのをご存知ですか?普段から毎日少しずつ摂り続ける事で花粉症の予防に効果が期待できるんです♪ただ、ヨーグルトは手軽に購入できますが、れんこんは値段も高いですし、日持ちもしないの、毎日続けるのはちょっと負担と感じる方いませんか?
実は最近「れんこんパウダー」という物があり、パウダーでも同じ効果が得ることができるんです!こちらはネットでも購入する事ができお安くなっているのでぜひ利用してみてくださいね♪
このように利用されている方もいらっしゃいます。
Array花粉症にレンコンパウダーがいいらしい。ってことで毎日食べてます笑
— よし (@YooheisanLove) April 9, 2016
まずいよ。。。洋平さんに教えてあげよう。 pic.twitter.com/S2GOtfd6f8
*漢方薬
漢方薬などで体質を変えて花粉症を治したい時は、一年を通して体質改善し、数ヶ月~数年続け体質改善することで花粉症の症状が軽減されていく可能性が高まります!ぜひ、取り扱いのある薬局で相談してみてくださいね!〇舌下免疫療法
最近、舌下免疫療法が健康保険の適応になったのをご存知ですか?(現在はスギ花粉のみ対象)こちらは花粉症の症状が治まったころ(5月頃から秋まで)に治療に入ることをおススメします♪この治療方法は毎日自分で花粉症の原因物質であるスギの成分を舌の下に垂らし、軽いアレルギーをわざと起こさせます。そのことによって、スギに対する抵抗力を徐々に付けて治していくと言う治療方法です。
期間は、約2年~5年と長期になりますが、少しずつ効果を体感することが出来ます。この舌下免疫療法は、医師の診断のもとで治療していきます。現在では、まだスギ花粉症のみ健康保険の適応となっていますので気を付けてくださいね!
〇レーザー治療
レーザー治療は、花粉が飛散する前に治療を済ませる事が望ましいので、秋までに治療を済ませておくことをおススメします!治療法は鼻の粘膜にレーザーをあて花粉の侵入を予防します。ただ、レーザー治療はあくまでも鼻の症状を軽減する治療であり、永久的に完全に症状を無くしてしまうものではありません。また、毎年行うことは逆に粘膜に良くないとも言われます。やってみようかなと思われましたら、まず専門の病院でご相談くださいね!
情報収集でしっかり予防しましょう!
毎年の花粉は、飛散量や時期も違えば、地域差もあります。花粉の飛散情報などは、常にチェックしておきましょう!「去年はこの時期に薬を飲んだから」と油断していると、今年の花粉予防はできません!また、毎日の天気予報でも花粉の飛散量が伝えられています。天気によっても花粉の飛散量は変化しますから、こちらも欠かさずチェックしたいですね。
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まとめ
毎年花粉症の患者さんは増えており、日本人の約3割の人が花粉症だと言われている時代です。お住まいの地域や、花粉症の種類、天気によっても対策はたくさんあります。花粉症が気になりましたら、まずは医療機関で花粉症の種類を診断してもらい、ご自身に合った予防をしていきましょうね!
そのためにも花粉の飛散情報をチェックし、早めの服薬が大事です。しっかり予防して、辛い症状に備えたいですね♪