肝臓が痛いのは飲み過ぎ？肝臓の状態チェックと予防法のご紹介♪

お酒を飲み過ぎた後に、みぞおちあたりが痛くなることってありませんか？

そんな時、どうしよう肝臓が痛いのかも？もしかしたら肝臓が悪いのかも？と心配になってしまいますよね。
今回、肝臓が悪いかどうかをチェックする方法、そして、普段からできる肝臓病を予防するための方法をご紹介します♪
ちょっとでも気になった時は試してみてくださいね！

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肝臓が痛いのは飲み過ぎ？と感じた時のチェック方法！

肝臓は沈黙の臓器といいます。それだけ、症状が出にくい場所でもあるのです。
「あれ？ひょっとして肝臓が痛い？」と感じた時、以下のような症状はありませんか？

・いつもだるく眠っても取れない
・お腹がいつも張っている
・脂っぽいものが食べられない
・虫に刺されたわけではないのに体がいつもかゆい
・便が白っぽい
・おしっこが紅茶のように濃い
・白目が黄色い
・皮膚が黄色い
・震えがある

こんな症状が出ている場合は、すぐに内科に受診して採血をしてもらことをおススメします！
採血だけでも肝臓の状態がわかるんです！

その痛み肝臓ではない時もあります！

実は肝臓には痛みを感じる神経はないんです。
飲み過ぎて「痛いな」と感じる時は、肝臓ではなく周囲の臓器が痛みを発している事があります。実際に、肝臓が悪い時に痛むのは、右側の腹部から背部に張っているような感覚を訴える人が多いのです。
以下によく起きる周辺の痛みの事例をご紹介します。

○胃に近いところが痛い場合は？

飲み過ぎや食べ過ぎで、胃が痛かったりする場合もあれば、胆石や膵炎で痛みを感じている場合もあります。

○みぞおちや背中が痛い場合は？

みぞおちや背中の痛みが激しい場合は、膵炎や胆石、腎臓や尿路結石の場合がありますので、夜中でもすぐに病院に受診することをおススメします！
弱い痛みでも、持続する場合は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの可能性があるので、この場合も病院へ受診することをおススメします！

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そもそも肝臓という臓器について知っていますか？

肝臓は私たちの体で常に大きな役割をしてくれている大切な臓器です。

成人男性では、約１２００～１４００ｇ
成人女性では、約１０００～１２００ｇ程といわれています。

とても大きな臓器です。その働きはさらにすごく

・食べたものを各器官が必要と知る形に変えてエネルギーにする
・栄養素を貯蔵
・貯蔵している栄養素を必要に応じて供給
・摂取したアルコール、薬、化学物質を分解し無毒化
・脂肪の消化吸収に必要な胆汁を作る
・血液を固める作用があるフィブリノーゲンを作る

これらの働きを肝臓は一つの臓器だけでおこなっているのです！
そして、肝臓は７割切除したとしても残った細胞が新しい細胞を作り再生することです。（肝臓の働きが正常な場合）古代ローマのガレノス（医学者）は、肝臓・心臓・脳を生活活動の中枢であると考えたと言われています。
それ程、私たちの体には大切な臓器なのです！

肝臓病を予防する方法のご紹介♪

肝臓病は普段の生活で予防することが可能です。その予防方法は、

・飲酒は適量にする（ビール中瓶１本、日本酒１合ほど）
・週に何日かは、お酒を飲まない休肝日をつくる
・お酒を飲む時には、お水やお茶を間でとるようにする
・良質のたんぱく質をとる（枝豆、豆腐、納豆、鳥のささみなど）
・肝臓の解毒作用をスムーズにしてくれるビタミンをとる
（特にビタミンＢ群の牛、豚、鳥のレバー、貝類、さんまなど）
・適度な運動し肥満を予防する
・疲れが強い時は、ゆっくりと休養する

などを日常生活で心がけるだけで肝臓病が予防できます。

その他、飲酒後、右側の腹部と右背部を温めてから寝ると、アルコールの分解がスムーズとなるので二日酔いになりにくいんです♪
ぜひ試してみてくださいね♪

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まとめ

日本人は、体質的に肝臓でアルコールを分解するのが上手ではありません。中には、毎日お酒を飲み続けても健康を維持できる体質の人もいますが、それはまれな体質なのです。

通常、毎日過度なアルコールを摂取し続けることで、徐々に肝臓が対処しきれなくなり、肝硬変などをひきおこす事もあります。

私たちの体にとても大きな役割を担ってくれている肝臓。

その肝臓を普段から大切にしていくことが健康に毎日を過ごすことにもつながっていきます。

仕事やお付き合いなどで、ついつい飲み過ぎてしまうこともあると思いますが、そんな時は、今回お伝えした予防方法を活用してみてくださいね♪