引き算の教え方は2通り!繰り下がりでつまずかさせない方法♪

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子どもがもって帰ってきた引き算のプリントを見て「自分世代が知っている方法とは違う教え方で繰り下がりの計算をしている?」と感じた事はありませんか?

今回、今時の小学校でどのように繰り下がりの計算を教えているのかをご紹介します♪
引き算の繰り下がりでつまずかないコツも合わせてご紹介しますので「お子さんが引き算苦手!」という前にぜひぜひ参考にしてみてくださいね♪

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繰り下がりがある引き算の教え方とは?

小学校では、習う繰り下がりのある引き算の教え方として
✅ 隣から10を借りる「減加法」
✅ 引く数を分解する「減減法」
の2つの方法を使っています。学校により減加法のみ教える場合や、2種類を学ぶ場合がありますが、つまずかないためには『数の分解に慣れる』『計算練習をする』2つがポイントになります♪
それでは、具体的に引き算の教え方を見ていきましょう!例として「13-8」を計算します。

13を図にすると

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎10

◎◎◎3

ですね。ここから8を引く方法です。

○隣から10を借りる「減加法」

この方法で13-8を計算します。

1、引かれる数「13」の一の位を見ると「3-8」なので、引くことができません。

2、そこで、隣の十の位から10を借りてきて「10-8」をします。引く数8は●で表しますね。●●●●●●●●◎◎10-8=2

◎◎◎3

3、10-8で出た「2」と、残っている数「3」を足すと2+3=5で答えが5になります。このように引いてから足す方法なので「減加法」と言います。

○引く数を分解する「減減法」

この方法で13-8を計算します。

1、引かれる数「13」の一の位「3」に合わせて、引く数「8」を3と5に分解します。

●●● ●●●●●「8」を3と5に分ける。

2、引く数「13」の一の位から「3」を引きます。

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎10

●●●3-3=0

引かれる数が10、引く数が5残りました。

3、10から、残った5を引きます。答えは5です。

●●●●●◎◎◎◎◎10-5=5

このように2回引くので「減減法」と言います。

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繰り下がりの計算につまずかないコツ♪

以上の2種類の方法の教え方を習ったお子さんの中には、どちらを使うか混乱してしまう場合があるようです。
ここでつまずかないために、数の分解に慣れる練習と計算練習をしていきましょう♪

〇数の分解に慣れる

おはじきやオセロの駒、方眼用紙を切った物等を使って、例えば「9はいくつといくつに分けられる?」といった数遊びを繰り返していきます。たくさん言えたら褒めてあげましょうね!

〇計算練習をする

理系の大学に進学した筆者の息子に計算のコツを聞いてみると、必要なのは「速さ」「正確さ」なのだそうです。息子はドリルが嫌いでしたが、計算が難しくなるにつれケアレスミスが命取りになる事に気づき、基本の大切さが解ったようです。

ちなみに息子は20までの引き算を繰り返して暗記するくらい練習するのがお薦めだそうです♪その際どんな問題集を使ったらいいの?と迷われましたら、こちらのドリルおススメです。

このドリル「-20までを繰り返し練習することができる」ような問題配列となっています。

最近の傾向として、学校でも引き算を取り扱う時間が短くなっている印象を受けます。なかなか引き算ができない場合、単純に練習量が足りていないことが原因なケースもあると思いますので、量をこなさせたいと思われましたら、おススメです♪

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まとめ

ここで、もう一度小学校で習う「繰り下がりのある引き算の教え方」を簡単にご紹介しますね!小学校では、
✅ 隣から10を借りる「減加法」
✅ 引く数を分解する「減減法」
の2つの方法で繰り下がりの引き算を教えています。学校により教え方に違いがありますが、つまずかないためには、
✅ 数の分解に慣れる
✅ 計算練習をする
この2つがポイントになります!ぜひ親子で楽しく数と触れ合ってみてくださいね。算数が得意になるよう応援しています♪
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