普段、信仰宗教のない人でも、お正月など神社へ初詣に出かける人が多いと思います。試験の願掛けや商売繁盛、縁結び祈願など目的をもっていく時もありますよね。
とこで、いろいろな節目に訪れる「神社への参拝のやり方」はご存知ですか??なんとなく鐘を鳴らして、なんとなく手を合わせている人が、意外に多いのではないでしょうか??
そこで今回神社の参拝の仕方をわかりやすく紹介します♪ぜひぜひ参考にしてくださいね!
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正しい神社参拝のやり方!大事な流れのご紹介♪
⚪︎鳥居をくぐります
鳥居をくぐる時には一礼し、端から入ります。真ん中は神様のとおり道なので、通らないようにしましょう!
⚪︎手を洗います(手水)
手を洗い、口をすすぐと共に、心を祓います。(手水の作法は下記に詳しく記載しています)⚪︎参道を歩きます
この時も、先ほどと同じ理由で、参道を歩く時は真ん中は通らないようにします。⚪︎神前に立ちます
一礼します。⚪︎お賽銭を納めます
お賽銭はできれば、投げずに静かに入れましょう。⚪︎鐘を鳴らします
神様に自分が来たことを知らせるよう、力強く鳴らしましょう!⚪︎拝礼します
二拝二拍手一拝です。(2回深いおじぎをし、2回拍手し、1回深いおじぎをします)
拍手を打つのは、神様になんの下心もないことを証明するためのものです。
⚪︎神前に一礼します
神前から退く時に、一礼しましょう。⚪︎鳥居を出てから一礼
鳥居の端から退出し、神様に向き直り、一礼して帰りましょう。スポンサードリンク
手水の作法のご紹介♪
手の洗い方で戸惑う方もいると思います。順番が決まっていますので、以下を参考にしてみてくださいね♪
1.右手で柄杓(ひしゃく)を取って、水を汲み、左手にかけて清めます。
2.柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
3.さらに柄杓を右手に持ち替えて、左の手の平に水を受け、その水で口をすすぎます。
4.すすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけて清めます。
5.水が入ったまま柄杓を立てて行き、水が柄の部分を伝わるようにして清めます。
6.柄杓を元の位置に戻します。
ここで、注意しないといけないのが、柄杓は多くの人が使うものですので、直接口につけないようにしましょう!!
2.柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
3.さらに柄杓を右手に持ち替えて、左の手の平に水を受け、その水で口をすすぎます。
4.すすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけて清めます。
5.水が入ったまま柄杓を立てて行き、水が柄の部分を伝わるようにして清めます。
6.柄杓を元の位置に戻します。
こちらの動画はとても分かりやすいのでご紹介させていただきますね!
作法が違う神社もあるの??
実は、出雲大社や宇佐神宮、熊野神社などでは、拝礼の作法が少し違い、二拝四拍手一拝になるんです。これは、古くからの作法の名残のようです。では、なぜ神社によって作法が異なるのか?実はハッキリとした理由は分かっていないようです。
○神道とは?
神社によって作法が異なる理由は、少し歴史をさかのぼることになります。「神道」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
神道とは、万物に霊魂が宿っているというアニミズム(精霊崇拝)や自然信仰から発展したと推測される日本の民族的・伝統的な宗教のことを指します。そして、この神道に属する神々を祭神としている社を「神社」といいます。
神道は、現代の茶道というお茶の道にいろいろな流派があるように、たくさんの流派が存在しています。
○GHQの影響?
第二次世界対戦後のGHQの占領政策の中で、神道は国家で管理されることとなり、作法にもGHQの制限を受け、現在の形になったようです。上記の神社の作法が異なるのは、そういった事情への、ささやかな抵抗の形だという説があります。
○拍手の意味は?
拍手は、本来は神様に届けるものなので、その時の気分で、何回でも良いとされていたようです。しかし2回になった経緯は、、、わからないようですね。横にそれましたが、現代のほとんどの神社では、これまでご紹介した同じ作法なんです。わからない時はその神社に確認するのが一番です♪
神前での願の掛けかたのご紹介♪
⚪︎初めての時
必ず、自分の名前、住んでいる住所を申し述べてから、参拝できることを感謝しつつ願いごとを伝えます。⚪︎二度目以降
簡略化して表現しても差し支えないです。スポンサードリンク
まとめ
神社への参拝の仕方がわからないと、作法のことばかりが気になってしまい、願い事が中途半端になりかねませんよね。基本を押さえておくと、まごつかず、とても気持ちが良いですよ♪一連の動作がスムーズにできると、周囲から見ても美しく素敵なんです!
最近では、神社にも外国人観光客が増え、マナーの悪さを目にすることが多くなりました。
きっと知らないだけなので、私たち日本人がそっと教えてあげることで、日本の美しい文化を守ることにもつながると思いませんか?
正しい神社参拝の作法を身につけ、美しく参拝し、神様に気持ち良くお願いを叶えてもらいましょう!!