「あれ?腰の上が痛い!運動したわけじゃないのに。なんでだろう・・・?」こんな風に思ったことありませんか?
何もしなくてもそのうち治ることもありますが、痛みが長引く場合もしかしたら大きな病気が隠れているかもしれません。
実は腰のどの部分が中心で痛むのか、どんな痛みなのかで、症状も変わってくるので、当然受診した方がいい病院も変わってきます。
そこで今回、腰の上が痛む原因について、また考えられる疾患についてご紹介します。ちょっとでも気になる場合は早いうちに病院に行ききちんと診察てもらってくださいね!
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腰の上が痛む代表的な病気はこちら!
腰の上がが痛む代表的な病気には「腰椎椎間板ヘルニア」と「脊柱管狭窄症」があります。背骨には神経が通っていますが、ヘルニアや背骨のすき間が狭くなることで、神経を圧迫し、痛みがでてしまうのです。背中から腰にかけての激しい痛みがあるのが特徴です。
仰向けに寝て足を上にあげると、痛みが強くなります。ひどくなると、仰向けの状態で足が上にあがらなくなったり、足がしびれたり、感覚が鈍くなったり、太ももに熱湯をかけたような感覚がみられる場合もあります。
痛みが強い場合は、なるべく早く整形外科に受診することをおススメします!
「腰の左上の痛み」による考えられる病気
腰の上が痛む時は、まず右側が痛むのか左側が痛むのかによって代表的な病気に違いがあります。腰の左上が痛む場合は、大きな病気が隠されていることがありますので、その代表的な病名を以下にご紹介します。
とにかく痛みが長く続く場合は、なるべく早く病院に受診してくださいね!
〇心筋梗塞
心筋梗塞は、バットで殴られるような激しい痛みが有名ですが、ギュッとしぼられるような痛みや鈍痛と言って鈍い痛みの場合あります。〇狭心症
しめつけられるような痛み、胸を圧迫されるような痛みが特徴です。〇解離性大動脈瘤
背中を引き裂かれるような激しい痛みが特徴です。〇急性膵炎、膵臓癌
我慢できないほどの激痛で、焼け付くような痛みが特徴です。〇腎盂腎炎
痛みの他、高熱が出るのが特徴です。〇腎臓結石
激しい痛みと、発熱が出ます。痛みが続いたと思ったら、すっと消えて、また痛むなど結石が動くたびに繰り返し痛みがでます。どの病気も、緊急性を要しますので、心筋梗塞、狭心症、解離性大動脈瘤は循環器科内科又は心臓血管外科(循環器外科)、腎盂腎炎は内科、急性膵炎、膵臓癌は、消化器内科又は外科、腎臓結石は泌尿器科にすぐに受診することをおススメします!
どの科に受診したらよいかわからない場合は、総合病院の窓口で相談してみると、アドバイスをもらえますよ。痛みが激しいや夜中は、我慢せずに救急で診てくれる病院にすぐに受診されることも合わせてお勧めします!
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「腰の右上の痛み」で考えられる病気
腰の右上が痛む時は、以下の病気の可能性があります。
〇肺炎、肺結核
咳をともない、響くような痛みが特徴です。痰がからむ咳で発熱もみられます。〇気管支炎
背中全体に広がるように痛みます。咳をするとゼロゼロとした呼吸になります。〇十二指腸潰瘍
ギュギュっと差しこむような痛みが特徴です。吐き気を伴うこともあります。〇肝炎
もともと肝臓は痛みを感じない臓器なのですが、肝炎が悪化したり、急性肝炎の場合は、肝臓の周囲が臓器や神経に痛みがでることもあります。体のだるさを伴ったドーンとした重たい痛みがあらわれます。
〇腎盂腎炎
腰の左上と同じで痛みの他、高熱が出るのが特徴です。〇腎臓結石
腰の左上と同じで、激しい痛みと、発熱が出ます。痛みが続いたと思ったら、すっと消えて、また痛むなど結石が動くたびに繰り返し痛みがでます。肺炎、肺結核、気管支炎は、呼吸器内科、十二指腸潰瘍、肝炎は、消化器内科、腎盂腎炎は内科、腎臓結石は泌尿器科への受診をおススメします!
昼間は大したことないと思っていても、数時間後に症状が悪化する場合もありますので、早めの受診がおススメです。
「腰の上の痛み」こんな状態にも注意しましょう!
最近パソコンやスマートフォンなどの使い過ぎによって、筋肉が疲労し、背中に痛みがでる人が増えています。
この状態が悪化すると、VDT症候群となる人が多くみられます。
VDT症候群とは、パソコンなどのディスプレイ(VDT:ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使った長時間の作業により、目や身体や心に影響のでる病気で、別名 “IT眼症(がんしょう)” とも呼ばれています。VDT症候群の症状は腰痛の他に、
出典:http://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/vdt_syndrome/
・腕や指のしびれ
・肩こり、肩の痛み
・腰全体の痛み
こういった症状も現れます。・肩こり、肩の痛み
・腰全体の痛み
その他、眼精疲労がもとで、腰の上に痛みを感じる場合もありますので、病院に受診し、検査の結果に異常がなければ、自分の普段の生活を見直していく必要があります。
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まとめ
腰の上の痛みの原因については、いかがでしたか?ちょっとでもおかしいと思ったらすぐに病院への受診をおススメします!今回ご紹介した情報を、もう一度おさらいします。
✅腰の上の痛みで代表的なのは「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」です。
✅腰の左上が痛む時は、心筋梗塞、狭心症、解離性大動脈瘤、急性膵炎、膵臓癌、腎盂腎炎、腎臓結石などが考えられます。すぐに病院に受診してください。
✅腰の右上が痛む時は、肺炎、肺結核、気管支炎、十二指腸潰瘍、肝炎、腎盂腎炎、腎臓結石などが考えられます。大丈夫と思っていても早めに病院に受診しましょう。
✅パソコンやスマートフォンの使い過ぎ、眼精疲労での腰の上に痛みがでます生活習慣を見直していきましょう。
ご自分の体、そして家族の体を守るためにも、ちょっとした体からのシグナルを見落とさないように、痛みが長引くなと感じたら、早め早めで対処していきましょうね♪ ✅腰の左上が痛む時は、心筋梗塞、狭心症、解離性大動脈瘤、急性膵炎、膵臓癌、腎盂腎炎、腎臓結石などが考えられます。すぐに病院に受診してください。
✅腰の右上が痛む時は、肺炎、肺結核、気管支炎、十二指腸潰瘍、肝炎、腎盂腎炎、腎臓結石などが考えられます。大丈夫と思っていても早めに病院に受診しましょう。
✅パソコンやスマートフォンの使い過ぎ、眼精疲労での腰の上に痛みがでます生活習慣を見直していきましょう。