ママが必死に教えようとしても、なかなかひらがなを覚えようとしない子ども。日に日に焦りが強くなって、イライラしたことありませんか?
こっちは、小学校に入るまでに覚えてほしい!と思って教えていても、子どもは自分のペースで覚えているのか覚えていないのかわからない。。。
そこで今回、お子さんにひらがなをイライラしないで教える方法をご紹介します♪ぜひぜひ試していただき、子育てを楽しんでくださいね♪
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ひらがなをイライラしないで教える♪効果的な時期は?
○効果的なタイミング
最適な時期というのは、その子その子によって違います。教える時期というのは、その子が文字に興味を持ち始めた頃なのです。子どもたちは、普段の生活や遊び、絵本などに触れ合っているうちに、
「これはなんて読むのだろう?」
「自分でも絵本が読みたいな」
「ママやお友達にお手紙書きたいな」
という意欲がでてきます。ママはそういった子供が発信する信号をしっかりと見極め、興味を持ち始めてから遊び感覚で行ってくださいね。「自分でも絵本が読みたいな」
「ママやお友達にお手紙書きたいな」
子どもが興味を持つように、絵本の読み聞かせを行ったり家の中にポスターを貼ってみたり、子ども自身に「文字を読めることは楽しい!」と思ってもらうことが大事です!ママが焦っていきなりお勉強モードになり、ドリルを買ってくるのは子どもが嫌がることが多くあります。
「子どもが何歳になったら」よりも「子どもが文字に興味をもったら」の方が効果的に学ぶことができるんですね。あくまで自然な環境でおしえるのが良いでしょう。
○一般的には?
一般的に子どもがひらがなを読め、書けるようになるのは
3~6歳で90%の子がひらがなを読めるようになり、
4~6歳で75%の子がひらがなを書けるようになる
と言われています。これはあくまで平均ですので、お子さんのペースを大事にしてあげましょうね!
4~6歳で75%の子がひらがなを書けるようになる
文字の読み書きが早いことに損なことはあまりありませんが、ゆっくりな子は小学校に入ると、学校の先生が平仮名の書き順など丁寧に教えてくれます。
真っさらな状態で頭に入るので、正しい書き順が身につきやすいです。ゆっくりな子もこういったメリットがあります。
どうやって教えるの?
ひらがなを教える時の流れを確認していきましょう!○読みかたを教えましょう
まずは文字に慣れ親しむことが大事ですので、絵本やあいうえ表を利用して読み方を教えてあげましょう。ママが「これはイヌの”い”だね」とか、絵本の絵を指差して「ぞうさんだね」等、一緒に読み方を確認してあげましょう。
お子さんの興味のあるものから始めるのもいいですね!
こんな動画もありますので、お子さんと一緒に見てもいいですね♪
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○とにかく書いてみる!
読むことはできるけど、鉛筆を上手にもつのが苦手なお子さんも多いのではないでしょうか。読むことが得意になっても、鉛筆を持つことは子どもにとって力加減が難しかったり、まっすぐ書けなかったりとなかなか難しいものです。
まずは、いきなり文字を書くのではなく直線や曲線をひく練習をするのが良いでしょう。
文字の勉強中にお絵描きをしてしまう子やグチャグチャに書いてしまう子も、今は書く事を練習しているんだと思い大目に見てあげてくだいね。以前、よく新聞に入っているチラシの裏面に落書きをしている子を見たことありませんか?
実はあの行為も、字を書くうえで必要な腕の筋肉をつけることに役立っていたんですね。
まずは子どもが喜びそうなお絵描き帳や迷路で練習してもいいですね♪
○文字をなぞらせる
小さいお子さんにとって、ママの文字を見て真似して書くというのはとても難しいことで、文字の形を頭にインプットしてそれを文字として表現することは、とても高度なことなんです。そこでおすすめの方法が、紙にママが薄く文字を書いてあげて、その上からなぞり書きをさせる方法です。
ついやってしまいがちなのが、順番通り「あいうえお」の「あ」から教える方も多いと思いますが、子どもにとって「あ」はたくさんの線が混じり合いとても複雑な形をしています。
まずは簡単な「く」、「し」、「つ」等から初めてくださいね。
○正しい書き順
子どもは文字を絵やイラストの一つと考え、それを形のまま覚えるので書きやすいように書いています。だから書き順がめちゃくちゃだったり、文字が反転していることもあります。
一旦ついてしまった癖というのはなかなか直りにくいものなので、書く練習の時に一角一角丁寧にママが一緒に書いてあげることが大事になってきます。
ひらがなを教えるときの注意点!
○怒らない・イライラしないために
周りの子が文字の読み書きが出来始めるとママは焦ってしまうものです。駄目だとわかっていても周りの子と比べてしまい、焦りからなかなか文字を覚えないわが子にイライラしたり怒ってしまいがちです。
しかし、その子の個性として捉え、ママは興味を持ってくれるような環境づくりや促しをしてあげましょう。
○無理強いしない
育児書によっては「決まった時間に決まった量だけ勉強しましょう」と書いてあるものもありますが、なかなかそうはうまくいかないのが子どもですよね。飽きっぽい子もいれば、机に向かうことも嫌がる子もいます。それが普通なんですよね。子どもが自ら積極的に学習するのは良いですが、無理強いするのはやめましょう!
○ながら勉強はしない
大人でもそうですが、テレビを見ながら勉強したり、近くに楽しそうなものがあれば気が散ってしまいますよね。子どもは好奇心旺盛ですので、すぐに気が散ってしまいます。勉強するときは静かに集中した環境を用意してあげると良いですね。
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まとめ
文字を読み書きできることは、子ども自身の世界も広がり遊びの幅もぐんと広がり良いことがたくさんです。だから早く読み書きを覚えさせたいと思うママも多いとおもいますが、楽しくかつ自然にを大事にし、お子さんへ働きかけをしてあげてくださいね。筆者の知り合いで、幼稚園の頃読み書きが一切できず自分の名前もわからない子がいましたが、小学校へ入学すると同時に物凄い速さで文字を覚えていきました。その後漢字やアルファベットの覚えも周りの子に比べすごく早かったんです♪
要は、その子のスイッチの入りどきなんでしょうね!!だからママは焦らずに、お子さんが興味を持ち始めるのを待ってもいいかもしれませんね。
言葉を教える子育てをイライラせず楽しんでくださいね♪