「あれ!?笑いが止まらない!」「え?なんでこんなに笑ってるの!?」こんな経験ありませんか??
楽しいシーンであれば気になりませんが、そんなに楽しいわけでもないのに、、、こんな風に、自分でコントロールできないほど笑いが止まらないのは、実は病気の可能性があるんです。
今回、自分でコントロールできないほど笑いが止まらなくなってしまう病気と、その対処法にについてご紹介します。気になったことがある場合は、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね♪
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笑いが止まらないのは重篤な病気の可能性も!
後できちんとご紹介しますが、ほとんどの場合そんなに気にすることはありません♪ただ、笑いを抑えられないということは、自分の感情をコントロールできないということになり、感情をコントロールする脳の機能障害が疑われるということを最初にお伝えしておきますね。
人の感情をコントロールするのは、脳の「偏桃体」という部分になるんです。実はこの部分に機能障害が起こると、感情をコントロールできず、怒りっぽくなったり、ちょっとしたことで過剰に泣き叫んだり、情緒が不安定になります。
他にも、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて、体が不調を訴えていることも考えられます。では具体的にどのような病気が考えられるのでしょうか?以下でご紹介します。
脳機能障害からくる「情動調節障害」
笑いが止まらないだけでなく、大声で泣き叫んだり、ささいなことで過剰に反応する様子が見られる場合、情緒をつかさどる脳の「橋小脳」という部分が機能不全を起こして引き起こされる「情動調節障害」の可能性があります。情動調節障害は、頭部に外傷を負ったり、精神変性疾患を患っている場合に起きることがあります。交通事故で頭をけがしたことがある、アルツハイマー型痴呆の兆候がある場合は、情動調節障害が考えられます。
ストレスから来る「回避行動」
意外にもストレスや疲れが溜まりすぎると、自律神経をつかさどる「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れ、笑いが止まらなくなることがあります。ストレスや疲れから交感神経が優位になりすぎると、不整脈や過呼吸が起きます。体はそれを回避するため、人を笑わせてリラックスさせ、副交感神経を優位にし、バランスを取ろうとすると言われているんです。
また、わけもなく涙が止まらなくなることも、これと同じ理由です。涙が出る時も笑いと同様、体をリラックスさせようして出てくるんです。
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「統合失調症」
以前は「精神分裂病」と言われていたその呼び名のように、わけもなく急に笑い続けたり、独り言を言い続けたり、話の内容が急に支離滅裂になったりするような症状が出ます。他にも被害妄想や神経過敏、引きこもって誰とも話をしなくなるという症状もあります。笑いが止まらないだけでなく、このような精神的疾患が見られる場合は、統合失調症の可能性もあります。
笑いが止まらなくなったら、どうすればいいの?
〇自分でできること
基本的にはそんなに気にしなくても大丈夫なのですが、「どうしても気になる!」という場合はまずは疑われる病気の専門科を早めに受診し、治療を受けられることをおススメします。ただ、ほとんどの場合はストレスや疲れが原因で起きていると思われます。まずは、リラックスを心がけ、無理のないように適宜休養を取りながら過ごすようにしてみてください♪そうすることによって笑いが止まらなくなる症状は改善されると思います♪
リラックスする方法はたくさんあると思いますが、筆者はユーチューブでリラックスできる音楽を流しながら掃除をしたり、作業したりするのが心地よいのでよくやっています。ユーチューブで検索するとたくさんでてきますので、ぜひ自分に合った音楽を探してみてくださいね♪
万が一、他の病気が疑われるようであれば、投薬治療も視野に入れることをおススメします。その際、素人の判断ではなくきちんとした医師の指示に従ってくださいね!
〇周囲の協力が必要なこと
また、これらの病気には、周囲の理解やサポートも必要になってきます。もし身の周りの人が笑いが止まらない状態になってしまっても、責めたりせず、落ち着ける場所に移動させてあげるなどサポートしてあげることがとても重要ですよね♪
筆者の母は、祖父母の介護が大変な時に、忘れやすくなったり、やたら笑っていた時期がありました。今考えると、この時期母はすごくストレスが溜まっていたんだと思います。結局祖父母は施設に入ることになりそこから、母の症状も落ち着きました。自身の反省も含めてですがやっぱり周りのサポートって大切ですよね!
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まとめ
いかがでしたか?脳機能や自律神経の障害で笑いが止まらなくなるなんていうことが起こってしまうなんて、驚きですよね。今回ご紹介したポイントは、以下の通りです。
✅脳の「橋小脳」という部分が機能不全を起こすと笑いが止まらなくなることがあります。
✅ストレスや疲れから自律神経がバランスを崩して笑いが止まらなくなることがあります。
✅事故やアルツハイマー性痴呆から、笑いが止まらなくなることもあります。
✅笑いが止まらなくておかしいと思ったら、早めに専門科を受診し重症化を防ぎましょう!
筆者も、ショックなことや、大ピンチに陥ったとき、おかしいこともないのに笑いたくなることがありましたが、それは体に異変をきたさないようにするための神経の働きだったということなんですね。人の体の働きには、いつも驚かされることばかりです。✅ストレスや疲れから自律神経がバランスを崩して笑いが止まらなくなることがあります。
✅事故やアルツハイマー性痴呆から、笑いが止まらなくなることもあります。
✅笑いが止まらなくておかしいと思ったら、早めに専門科を受診し重症化を防ぎましょう!
あれ?なんだか気になる!と思った時は、今回ご紹介していることをぜひ参考にしてみてくださいね!