予防接種をしたのに!ロタウイルスにかかる原因と対処法のご紹介♪

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「昼間はなんでもなかったのに、夜中に急に吐き出して、下痢もしてる。すぐに病院に受診したら、ロタウイルスと診断された。」「ロタウイルスの予防接種をしていたのに!なんでかかったの!?」という経験ありませんか?

そこで今回!予防接種をしたのに、ロタウイルスにかかる原因とかかった時の対処法をご紹介します♪
せっかく予防接種をしていたのに!と思うところですが、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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予防接種をしたのに、ロタウィルスにかかるのはなぜ?

そもそもという話になってしまうのですが「予防接種をしても、その病気にはかからないということはない!」んです。

ロタウイルスの予防接種は、かからないためにするよりも、ロタウイルスにかかった場合に、重症化しないように、軽症ですむようにおこなうものなんです!
同じような事例として、インフルエンザの予防接種を想像してみてください。インフルエンザは、よく予防接種をしたのにかかった!という話を聞きませんか?

ただ、インフルエンザの予防接種をしていると、していない時に比べて早く治り、症状も軽く済みます♪それと同じことなんです。ロタウイルスの予防接種も、かからないためより、ロタウイルスにかかっても重症化しないように行うのものということを知っておいてくださいね!

ロタウイルスってどんな病気?

 

〇ロタウィルスはどんな子がかかる?

ロタウィルスとは、5歳以下の子どもがかかりやすく下痢や嘔吐が激しい病気です。
ロタウイルス感染症は、乳幼児をはじめ子どもに多い急性胃腸炎を引き起こす感染症で、2〜3月にかけて最も多く発生します。他のウイルス性胃腸炎にくらべて下痢や嘔吐の症状がはげしいことが多く、入院が必要となる小児 急性胃腸炎の原因のうち50%を占めるとされています。

出典:http://family.saraya.com/kansen/rotavirus/
また、ロタウィルスは全世界の子どもの95%は感染すると言われています。
胃腸炎の原因ウイルスとしてはノロウイルスが最も有名ですが、5歳以下の乳幼児が感染しやすいのはロタウイルスのほうで、全世界の子供の95%は5歳までに1回は感染するとされています。

出典:http://medical-checkup.info/article/rotavirus.html
赤ちゃんは生後3か月頃までは、母親からもらっている免疫によって体が守られていますが、3か月を過ぎると徐々に子どもの免疫力は弱ってきます。この免疫が下がってくる、6カ月~2歳くらいまでにロタウィルスにかかりやすくなるんです!

また、ロタウイルスは、2歳までくらいの小さな子どもがかかると重症化しやすいという特徴があります!

〇ロタウィルスの症状は?

このように小さな子どもが重症化しやすいリスクがありますので、予防接種の登場になります。ロタウイルスは、感染してから2~4日間の潜伏期間の発症します。

症状としては、繰り返す激しい嘔吐、コメのとぎ汁のような白っぽい下痢が続き、39℃台の発熱を伴う場合があります。そのため、栄養を補給できずに、脱水になったり、ひどい場合は、入院して点滴で補液をしなくてはいけなくなることがあるんです。
ただ、予防接種をしている子どもの場合は、1~2日で嘔吐や下痢が治る場合が多く、高熱がでずに治る場合が多いのです。

一方、ロタウイルスの予防接種をしなかった子どもでは、症状が2週間続く事もあります。そうならないためにも、ロタウイルスの予防接種はなるべく受けた方が良いのです♪

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ロタウイルスにかかった場合の対処法!

〇病院を受診する場合の大事なポイント

気になるのが、ロタウイルスにかかってしまった場合の対処法ですよね。まずは、単独で判断せずに小児科に受診することをおススメします!
その際大事なポイントがあります。それは「受診前には、嘔吐と下痢がある事を必ず小児科の受付又は医師に伝えておく」ということです。

ロタウィルスは感染力が強く、周りの人に感染させてしまう場合があるので、事前に電話でお伝えしておいたほうが、病院側も院内感染を防ぐように考えてくれます。

〇水分を取らせる時のポイント!

ロタウイルスにかかると吐く、先ほどご紹介したいように下痢の症状が続きます。これは、体内に入ってしまった、ロタウイルスの菌を早く外に出そうとする私たち人間に備わった自然の力なんです。

なので、無理に下痢を止めたりせずに、体をしっかりと温めながら水分を摂らせるようにしましょう!この時の大事な注意は「一気に飲ませない!」ということなんです♪水分はこまめに、できれば常温の水がおススメです。

どうしてもお腹がすいたようでしたら、ご飯などもおじやにしたり、おかゆにして食べさせてあげるのが良いですね♪

二次感染を防ぐことも大事♪

 
水分補給などと同時に大事なのが、二次感染を予防する事です。子どもが吐いてしまった時は、捨てられるものはなるべく捨てて処理をされることをおススメします!また、処理する際は、マスク、ビニール手袋、エプロンを着用してくださいね。お母さんが、お子さんの嘔吐物に触れて二次感染することは意外と多いんです。
もちろん下痢をしたオムツもきちんとビニール袋に入れて他の人が触れないように処理をしましょう!
衣類は、85℃以上の熱湯に1分以上つけてから洗うのがお勧めですが、難しい時は、漂白剤を入れて消毒しましょう。ロタウイルスは、漂白剤に入っている次亜塩素酸ナトリウムが効果があります♪

小さな赤ちゃんがいる家庭では、ミルトンをお持ちの家庭も多いと思いますが、ミルトンを使って簡単に自宅で作ることができるんです♪作り方は、こちらの動画が分かりやすく紹介されていますので、ぜひご覧ください。



ただ、なかなか自分で作れないこともありますよね。そんな時は、こちらの商品がおススメです。
実際に使用されている方の口コミも評判がよいので小さな赤ちゃんがいらっしゃるご家庭に一つは常備しておいてもいいですよね♪

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まとめ

予防接種をしたのにロタウイルスにかかる原因と対処法をご紹介してきました。もう一度ポイントのおさらいをしますね!
✅ロタウイルスの予防接種は、重症化しないように、軽症にすむようにおこなうもの。
✅ロタウイルスは、5歳以下の子どもがかかりやすく、2歳までにかかると重症化しやすい。
✅ロタウイルスと思われる症状がでたら、すぐに小児科に受診する!
✅小児科に受診する際には、嘔吐と下痢の症状がありロタウィルスの可能性があることを伝える
✅ロタウイルスにかかったら、水分をこまめに摂らせる。
✅吐いたものや下痢したオムツなどは、二次感染を防ぐ用意をしたうえで、ビニールにしっかりと入れて処理する。
ロタウィルスに感染すると、「あれ!予防接種していたのに!」という思いと、お子さんの症状がひどく慌ててしまうかもしれません。そうなる前に、ロタウィルスにお子さんが感染した時にどうしたらいいのか?イメージを少しでも持ってもらえればと思っています。

感染してもなるべく早く治るように、予防接種はさせておきましょうね!
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