足し算はすんなり覚えられたんだけど、引き算に入って難しく感じるお子さんって多いですよね。特に「繰り下がり」となると、親としてはどう教えていいのやら?とお悩みの方もいらっしゃると思います。
無理に覚えさせようとすると苦痛になりかねない繰り下がりの引き算を、なんと!親子で楽しく学べる方法があるんです!それは「歌」に合わせて覚えるんです♪
「え?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、筆者は子どもの頃、この方法で楽しく引き算を覚えることができたのを今でも覚えています。
誰もが知っている歌にのせて親子で楽しく引き算を学べる方法をご紹介します!お子さんが引き算の繰り下がりに詰まりだしたときに、親子で楽しんでくださいね♪
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引き算の楽しい教え方!「お正月」を歌って繰り下がりも簡単♪
まずは、「お正月」の曲に合わせて15―8の引き算をしていきましょう!< >内は式の操作の仕方、( )内は「お正月」の歌詞です。メロディーをイメージしながら式を操作して、歌ってみてください♪
♪15―8の 計算だ (もういくつ寝ると お正月)
<15―8=と書く。>
♪5―8は できません (お正月には 凧あげて)
<できません、の直後に15の1の部分を斜線で消す*。 5の上に小さく10を書く。>
♪10―8で 残りは2 (こまを回して あそびましょ)
<15の5の横に2を書く。>
♪あわせて 答えは 7ですよ (はやく こいこい お正月)
<5と2を囲んで、=の横に7を書く。>
この曲は明るくノリが良いので、*のところなんかは「へんしーんっ!」と言いながら斜線をひくと、子どもから喜ばれますよ♪
<15―8=と書く。>
♪5―8は できません (お正月には 凧あげて)
<できません、の直後に15の1の部分を斜線で消す*。 5の上に小さく10を書く。>
♪10―8で 残りは2 (こまを回して あそびましょ)
<15の5の横に2を書く。>
♪あわせて 答えは 7ですよ (はやく こいこい お正月)
<5と2を囲んで、=の横に7を書く。>
減加法といって、足し算と引き算の両方が登場するので、一見ややこしいようにも感じますが、実は引き算がとにかく苦手!という子には嬉しい計算方法なんです!
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日本の唱歌「ふるさと」の替え歌で繰り下がりの引き算!
次は「ふるさと」の曲に合わせて15―8の引き算をしていきましょう。こちらも同じように、< >内は式の操作の仕方、( )内は「ふるさと」の歌詞です。
15―8の 計算だ (うさぎ追いし かの山)
<15―8=と書く。>
♪5―8は できない (こぶな釣し かの川)
<首を振る>
♪いらない5を とります (夢はいまも めぐりて)
<15の下に10、8の下に3を小さく書く。>
♪10―3で 7です (忘れがたき ふるさと)
実際の「ふるさと」はしっとりとした曲調です。<15―8=と書く。>
♪5―8は できない (こぶな釣し かの川)
<首を振る>
♪いらない5を とります (夢はいまも めぐりて)
<15の下に10、8の下に3を小さく書く。>
♪10―3で 7です (忘れがたき ふるさと)
しかし、元気よく歌ったり、首を振るところでお子さんと顔を見合わせたりしても面白いかもしれませんね♪
このように、歌に合わせて引き算をやってみると、「子どもと勉強をしながらもスキンシップが取れる」そして「計算手順が単純(減減法といって、引き算しか登場しないため)に感じることができる」というメリットがあります。
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まとめ
どちらの歌も、ただノートに書いていくだけでは単純な計算が、急に楽しく思えてきますよね。最初に述べましたが、筆者は小学生の頃とても計算が遅く、繰り下がりの計算ともなると頭が混乱して、完全に勉強につまづいてしまっていました。
家で宿題ができずに泣いてしまうこともしばしばでした。しかし、それを見かねた母が、なんとかしてあげたい!と生み出してくれたのが歌ってできる繰り下がり「お正月」方法でした。
つらい勉強を一気に楽しく変える方法なんです。ぜひ親子で試してみてくださいね♪